2018/08/11 4日目 パラグアイにて長距離バスでトラブル Asunción~Ciudad del Este~Foz do Iguaçu
4日目はパラグアイのアスンシオンからブラジル側のイグアスの滝へのアクセスの街、フォズドイグアスに向けた移動です。
この日は基本移動だけだったんですが、大変でした。
移動のまとめ
10:00 発 ホテル
10:20 着 バスターミナル
11:30 発 バスターミナル(35米ドル/3人、2ドル)
19:30 着 シウダードデルエステ(Ciudad del Este)
20:30 着 フォズドイグアス(2200円/3人)
ホテルの朝
このホテル、結局この南米旅行期間中で一番よかった気がします。
朝食もとても充実してました。
パラグアイはアスンシオン以外は黄熱の恐れがあるということで虫除けはしっかり塗って準備。
10時発ということでゆっくりでしたので、本日・翌日分の宿泊先も決定。
ホテルからはフロントでタクシーを呼んでもらいバスターミナルまで移動しました。
アスンシオンのバスターミナル
バスターミナルまでは10分ほど。
ターミナルは1階と2階に分かれています。1階は出発ロビー、2階はチケット売り場に相当します。
売り場はこんな感じ。いくつかのバス会社が並んでいます。私たちは一番大きそうなNSAというバス会社の売り場に。
売り場では現地通貨が必要と言われましたが、米ドルしかもっていないことを伝えると、割高にはなりましたが、チケット売ってもらえました。行き先はCiudad del Este(35ドル/3人)。シウダードデルエステは国境付近の比較的大きな町ですので、まず目的地とする場所になります。
チケットを確保すると、30分ほど出発まで時間が空きましたので、土産物を見に。
1階は出発ロビーとともに土産物屋が並んでいます。
そのうちの1件がこちら。この時は何を売っているのかわからなかったのですが、このカラフルな商品、水筒とマテ壺なんです。日本では買えないものなのでここで買えばよかったと少し後悔。
ここまでカラフルではないにしろ、行く先々で水筒とマテ壺のセットを持ち歩く人々を見ることになりました。
それからパラグアイの代表的なスナック、「チパ」を売るおばさん。
パラグアイの通貨、「グアラニー」を持っていなかったのですが、米ドルで売ってくれました(2ドル)。ということで、とってもいいおばさんでした。チパ自体はそんなにおいしくなかったかな。
そして出発の時間になってやってきたバスがこちら。
外見、結構きれいで安心したのですが。。。
まず、事前情報では車内でWiFiつながるということだったのですが、全くつながらない。そしてエンジンが異常にウルさい。
と言いつつも乗車時間6時間あるということで、とりあえず寝てしまったわけですが。。。
エンジントラブル!?
ふと目を覚ますと、異常にゆっくりと動いている。。。
ん?どうした?と思っているとしばらくして完全に停止し。。。アスンシオンからおよそ100kmの地点。
皆降りろ、と運転手。
全員降ろしたうえで、エンジンを何度もかけなおそうとするのですが、全然かからない。
この状況を眺めながらも、ほぼ誰も英語喋ってくれる人がいないので情報が全くない状態。
唯一英語を片言喋れた若めのお兄さんはとことこと先に歩いて行ってしまい。。。
結局、状況は変わらずとにかく次のバスが来るのを待つのみ。
1時間後
1時間経過したころ、ようやく次のバスが来たのですが、もちろんアスンシオンからのお客さんが乗っているので、空席はわずか。
ここで少し感動したのが、自然とレディーファーストになったところ。当然のように運転手が女性をカウントしだし、優先的に載せていきます。
我々も一応女性のいる3人組だったので、おねーさんだけなら載せてくれそうだったのですが、3人で、と伝えると後回しになりました。
2時間後
さらに1時間後、次のバスが来て、このバスには優先的に乗せてもらえました。
結局2時間ロス。14時ごろに再出発。
だんだんと暗くなっていく車窓からの風景。
シウダードデルエステでは真っ暗になるんじゃ。。。と心配になりつつ。
シウダードデルエステ到着
19:30 着 Ciudad del Este
結局シウダードデルエステのバスターミナルに着いたころにはあたりは真っ暗になっていました。
そしてバスターミナル周辺の怪しさ。治安の悪さを感じずにはいられませんでした。
ターミナルの待合所には多少待っている人がいたので少し安心はしましたが、兎にも角にも移動しようということで、タクシーを探します。幸い、ターミナルに数台タクシーがいたので、ホテルまでの値段交渉をしたうえ移動(20ドル)。
国境を越えフォスドイグアス(ブラジル)へ
この日の宿はブラジル側のイグアスの滝への観光都市「Foz do Iguaçu」に取りました。ということで、パラグアイからブラジルへ国境を超えることになります。
国境では税関を通り、パスポートにスタンプ押す必要があります。きちんと運転手に伝えないとそのまま通過してしまう恐れもあります(そのまま行けてしまうので怖い)。タクシーの運転手にも「スタンプ」といえば伝わりますので、一度降ろしてもらって、職員にスタンプを押してもらってタクシーに戻ります。
入国審査について
ちなみに、ブラジル-パラグアイ間はほとんどの人がパスポートチェックなしで行き来しているようです。そのため、うっかりすると入国審査なしで入国してしまうことになるので注意が必要です。一方アルゼンチンへの入国はどのような形でも審査必須なのでかえって安心かも。
フォスドイグアス泊
フォスドイグアスでは、Foz Presidente Confort Hotel(フォス プレジデンテ コンフォート ホテル(フォス・ド・イグアス)– 2018年 最新料金)に宿泊しました。
四つ星だったんですが、それほど良くはなかったかな。
ベッド争奪戦
この日の宿はシングルベッド2台、クイーンベッド1台という組み合わせ。ということでだれがクイーンベッドに寝るか、という相談の末、じゃんけんで決めることに。
メンバーを改めて確認しますと、ねーさん>おじさん>シャン(私)、という年齢順。
とはいえ、じゃんけんなので年齢関係なし!ということで尋常に勝負したところシャンこと私が勝ちまして、クイーンベッドを勝ち取りました。
夕食
宿周辺は家族連れも出歩いていてそこまで不安な感じではなかったのですが、灯りがない。
疲れてもいたので、とりあえず夕食は近場のピザ屋へ。
そこそこ賑わっていて、地元の中学生くらいの女の子達が5~6人で誕生日パーティーをしていました。誕生日ということでなんとなく会話から中学生くらいとわかったのですが、ほんと、向こうの女の子は大人に見えます。
ピザはサイズもかなり大きく、おいしかったです。
そしてこの日もワインを飲んで就寝。
いよいよ次回はイグアスの滝へ。