30代会社員の外歩き

外歩きの記録。2018年の南米旅行(チリ・パラグアイ・アルゼンチン・ウルグアイ・ブラジル)も紹介中

2018/08/15 8日目 ブエノスアイレスにて、まったりバス観光 Buenos Aires

さてOver30、3人組の南米旅行も8日目です。

そろそろ疲労も溜まってきて、という時期でしたのでゆっくりと市内周遊の観光バスでブエノスアイレスの街を見て回ることに。

 

 

時系列(移動のまとめ)

07:00 起床、朝食

08:00 出発準備と相談

11:00 出発

11:05 周遊バス乗車

12:00 昼食

17:45 バス周遊終了

20:00 夕食

23:30 就寝

 

市内周遊バスで観光

朝起きてから、ホテルの食堂で朝食を食べながら、「さて今日はどうするか」、と相談始めたのですが(これがバタバタの原因)、周遊バスがありそうなので、それにしよう!ということになりました。

不安定すぎるアルゼンチンペソ

ということで、出発準備をしながらバスがあるかをネットで調べ始めました。

すると

・L'Open Tourが2日券で30米ドル(hopon hopoff)

・buenosairesbus(https://www.buenosairesbus.com/)で25ペソ/日や、70ペソ/日

といった情報が出てきました。

バス運行会社が二種類?値段もばらばら?市内バスだと安いのか?と混乱してしまったのでホテルのロビーで聞いてみることに。

すると、「バスチケットの窓口が歩いて5分ほどのところにあるのでそこで聞いてみて」と言われました。

言われるままにとりあえず散歩がてら行ってみることに。

街にはこんな感じのお菓子屋さんもあって歩くだけでもちょっと楽しい。

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ふらふら歩きながら行くとバスの窓口はすぐ見つかりました。場所は下記リンクの近く。

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ここで聞いてみると、なんと670ペソ/日。。。昨日のあのめちゃくちゃ美味しいステーキより高くないか!?これほんとに!?ちょっと確認してみよう。。。ということで改めてネットで調べなおす。。。

でもやっぱり670ペソ。どういうこと?と考えていても時間がもったいない、ということでとりあえずネット経由でチケットを3人分購入しました。

670ペソ ≒ 22米ドル ≒ 2,500円。これが3人分でだいたい7,500円。高い!

先ほどの、25ペソや70ペソと比べるとおどろくほど高い。10倍!

この価格の違い、これはペソがものすごく安くなっていることと、ブエノスアイレス市の経済状況がよくないためらしいのです。これからもしばらくは上がり続けるのではないでしょうか。

これからアルゼンチンへ出発される皆さんは経済状況をよく確認してから向かってください。

市内周遊バスの確認

運行会社:buenosairesbus(会社というか市)

値段:670アルゼンチンペソ(ALP)/日

購入方法:ネット経由(https://www.buenosairesbus.com/)もしくは窓口

乗車場所:各停留所で自由に乗り降りできます。

バスの間隔:20分間隔と30分間隔

マップはこちら

https://www.buenosairesbus.com/recorridos-ar.php?id=3

 

乗車場所には黄色い看板が立っています。

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ご覧の通り、緑赤青の路線から成っており、それぞれ北部・中心部・南部を回ります。

緑が30分間隔、赤・青は20分間隔の運行です。

 

 私たちが乗ったのは窓口近くのこのあたり 

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 バスの外観はこんな感じ。

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2階はオープンになっているので気持ちは良いのですが、8月ですとちょっと寒く感じるときもありました。最前列は少し風がよけられるので、空いていれば前に座ったほうがよいでしょう。

座席にはこんなイヤホンジャックが付いてます。もちろん日本語のガイドも。

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私たちが乗車したのは14番「Plaza San Martin」でした。

ここからガイドを聞きながらブエノスアイレスの街を回っていきます。まったりとブエノスアイレスの街並みを眺めてみると、改めて道がきれいであることや、建物の美しさが目につきます。「南米のパリ」は言い過ぎかな、という気もしますが。そして南米に来てからこれほど信号のある道を通るのは初めてだなと改めて思いました。

さて、最初のHop-offは、18番「Palermo SOHO 1」。

高級住宅街でおしゃれな街並み、というガイドのアナウンスに釣られてぶらぶら歩いてみることにしました。

パレルモ地区の素敵なカフェ

 このパレルモ地区はアナウンスの通り綺麗な街並みで治安の悪さは全く感じませんでした。そしてたまたま見つけたカフェに入るととてもよい雰囲気。せっかくなのでランチメニューを注文してみました。英語メニューがなく店員もスペイン語のみなのでよくわからないまま注文。

フルーツセット(フルーツボウルとカフェラテとヨーグルト)

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フルーツのボウルには本当にいっぱいのフルーツが。

バナナ、キウイ、マンゴー、ブルーベリー、パイナップル、リンゴ、モモ(缶詰?シロップも)

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こちらはシリアルとオレンジジュースとヨーグルト。シリアルのボウルには、フレークとアーモンドと、クルミにゴマがまぶしたものがたっぷりと。

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 本当に落ち着いた素敵なカフェでした。パレルモ地区を散策される際にはぜひ寄ってほしいお店です。

結局1時間近くゆっくりとしてしまいました。バタバタし続けた旅行でしたのでようやく落ち着いた旅行の雰囲気を味わえました。

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カフェを出たのが13時ごろ。それからパレルモ地区をふらふらし、次のバス停に着いたのが13時20分ごろ。それから結局20分待ってバスに乗ることができました。

市内観光での足(周遊バス・タクシー・地下鉄)

 20分の運行間隔なので待ち時間はぎりぎりその時間内ではあったのですが、これだけの待ち時間があると考えると、周遊バスではなく、タクシーで回ってもよかったかな、とも思いました。

周遊バスは街全体の雰囲気をつかみたいときには良いと思いますが、行き先が決まっている場合はタクシー、さらに安く済ませるのであれば地下鉄が良いかもしれません。

路線乗り換え

この周遊バスはだいたい北部・中心部・南部に分けられる3つの路線から成っています。これまでの乗ってきたバスは中心部を回る路線でしたが、北部と中心部の接続のバス停(1番、16番)に着いたのでここで乗り換えることにしました。

北部路線ではホルヘ・ニューベリー空港近くを回っていきます。

音声ガイドがホルヘ・ニューベリー空港の名前の由来は冒険家のホルヘさんであることなど教えてくれます。

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またこちらの路線の音声ガイドで驚いたのが、バスの外に見えていた海だと思っていた景色の説明。ずっと海だっと思っていたところが実は川だったのです。確かにこの距離なのに磯臭さが全くない。なお、川の名前はラプラタ川(ラプラタ川 - Wikipedia)。教科書で習いましたが、本当に大きい川だったんだと実感させられました。そして河辺ではたくさんの人が釣りをしていました。みんな暇なんだろうか、と笑いながらゆったりと過ごせました。

 

リーベル・プレートのスタジアム(エル・モヌメンタル)

続いての見どころがスタジアム。やはりアルゼンチンはサッカーの国です。町中のテレビはすべてサッカー中継でしたし、フットサルコートが多かったです。

そして、周遊バスではリーベルプレートのスタジアムも通ります。思っていたよりも小さい。

リーベルプレートはアルゼンチンの名門チームの一つですが、ボカジュニアーズと比べると上流階級の人が好むチームのようです。

CAリーベル・プレート - Wikipedia

 

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パネラロサ(La Panera Rosa)

レコレータ地区には有名なレコレータ墓地(https://goo.gl/maps/wavrXoLEdcQ2)がありますが、今回は降りなかったので見られず。次回ブエノスアイレスに来ることがあればぜひ行ってみたい場所です。

墓地の傍にはこんなかわいらしいカフェも。

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LA PANERA ROSA - Próximamente

 

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オベリスコ

続いて有名なオベリスコ。本当に大きかった。

このオベリスコが立っている7月9日通りは渋滞がひどいのでバスもゆっくりとしか進まず。その分のんびり見られたのですが、ブエノスアイレスは地下鉄で回ったほうがいいのかな、とも思いました。

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国会議事堂

国会議事堂前は綺麗に整備されてはいますが、こんなもんか、という感じ。

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カミニートはパス

ブエノスアイレスの観光といえばここ!というカミニートですが、今回はパスしました。この日の経験上、一度降りると乗継でのタイムロスが大きいことがわかっていたことと、時間ももう16:30頃だったため人出が少なくなってきたためです。実際、降りる人はほとんどおらず、乗り込んできた人のほうが多かったです。昼であれば見てきたかったですね。

 

ボカ・ジュニアーズのスタジアム周辺(エスタディオ・アルベルト・J・アルマンド

そしてこちらがボカ・ジュニアーズのスタジアムとその周辺。チームカラーの青と黄で彩られた町でした。

やはり英雄なんですね。メッシ、マラドーナリケルメ銅像(人形?)が多かったです。

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プエルトマデーロ地区(実は撮影スポット)

プエルトマデーロは自然保護区が広がる場所ですが、通りにはジノビリやマラドーナら有名スポーツ選手の銅像が立ち並んでいます。このあたり、隠れた撮影スポットでした。

 

下車、そして周遊バスの感想

17:45に12番「Galerias Pacifico」で下車し周遊バスでの観光は終了としました。すっかり暗くなってましたね。

11時からの乗車からおよそ8時間かけてブエノスアイレスの街の全景を見て回ったことになります。間に昼食をゆっくりととれましたし、スリ等の恐れがほぼないのでまったり観光には良いと思いますが、乗継時間のロスが大きいのが問題です。タイミングが悪いと20分~30分待ちぼうけの時間となってしまいますので、私としては、タクシーもしくは地下鉄である程度目的地を決めて移動することをおすすめします。

 

夕食はステーキ(La recova de Posadas)

一度ホテルに戻り、夕食はちょっと高級そうなお店へ行くことに。高級とはいえ、バス代と同じくらいなのですが。肉が異常に安いともいえるのかな。

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ご覧のように高級感のあるセッティング。

お客さんもビジネスに使っている方もちらほらいます。私たちはかなりカジュアルな格好で入店してしまいましたが、ある程度フォーマルなほうが良いかもしれません。

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付け合わせのコロッケ。

 

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そしてやってきたテンダーロイン・フィレミニヨン・スペシャルのステーキたち。完全に肉パーティー。

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今回の南米旅行で完全に虜になったテンダーロイン、ミディアムレアの焼き加減が抜群。400gくらいだったと思いますが、ぺろりと完食。

 

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ウェイターのおじさんがデザートとして注文したクレープをしっかり切り分けてサーブもしれます。

 

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しかし、これがヘビーでした。見たところクレープかな、と思ったのですが、実際にはカラメルのプレートの上に甘ーいとろとろのクリームがたっぷりと、イチゴ・パイナップル・クルミと、さらにアイスが付いた激甘スイーツでした。

日本人には甘すぎるかと思いますが、アルゼンチンの方々は本当に甘味が好きなようで。

このスイーツを完食したところでなぜかウェイターがサービスのシャンパンをふるまってくれます。これもおいしかったです。ただしっかりとチップは要求されました。

 

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就寝・ベッド争奪戦は?

ということで満足してホテルに戻り23時には就寝したのでした。

ところで昨日まで開催していたベッド争奪戦、勝ったにもかかわらず最年少の私が狭いソファベッドに寝ることになってしまっていました。今日は仕切りなおせるのかと思いきや年上二人の無言の圧力によりなにごともなく前日の寝床が維持されたのでした笑

 

さて翌日は南米旅行の5か国目、ウルグアイ訪問です。

ということでまた次回。