2018/08/12 5日目 ようやく観光、イグアスの滝【悪魔の喉笛】へ(ブラジル側、アルゼンチン側) Foz do Iguaçu
5日目にしてようやくイグアスの滝へたどり着きます。
地球の真裏というだけあって本当に遠い。でも滝を見れば本当に行ってよかったと思います。
ブラジル側、アルゼンチン側と見てきましたので今回は写真をたっぷりと。
5日目のまとめ
07:00 起床
08:30 シャワー
09:30 発 ホテル
10:00 着 イグアス公園入り口
14:30 トロッコ出発
16:30 トロッコ戻り
17:30 発 イグアス公園
18:00 プエルトイグアスでバス乗り換え
21:00 着 ホテル
21:30 おじさん就寝
24:00 全員就寝
起床~準備
7時起床。朝焼けがとても綺麗な朝でした。
朝食
朝食は南米に来てからスタイルは変わらず。
甘いパンとハムとカットフルーツとフルーツジュースとマテ茶とコーヒー。
流石に南米、コーヒーがおいしい気がします。あと味付けにはシナモンがよくつかわれていますね。朝食はゆっくりととりました。
イグアスの滝に向けた準備
いよいよイグアスの滝へ!ということで、入念に準備を。
情報があまりなかったのですが、暖かくなりそうな気配と、水を浴びる可能性が高いということで悩みに悩み、上着はTシャツとウィンドブレーカ、下は長ズボンの下に水着を履き、サンダル、という恰好に落ち着きました。
持ち物とともにまとめると、
- 帽子
- ウィンドブレーカ
- Tシャツ
- 長ズボン(下に水着)
- サンダル
- 虫除け
- 財布
- 飲み物
- 手帳、ボールペン
で出かけることに。
Uberで出発
ホテルからはバス停まででも多少距離があるのでUberで移動することにしました(10ドル)。
ご存知の方も多いとは思いますが、Uber(ウーバー)はアプリで呼ぶタクシーと思ってもらえれば良いです。事前にピックアップしてもらう場所と行き先をアプリ上で決定し、同時に運賃も表示されるので、それでよければ支払いになります。つまり、海外で常に面倒になる車中での運賃交渉が不要なのです。なので言語の問題もなし。しかも、南米で利用したUberの運転手はものすごく親切な方ばかりでした。Uberは運転手が評価され、評価結果がステータスとなるシステムなので、悪い評価をされるとお客がつきません。なのでよい運転手を選べるのは当然なのかもしれませんが、南米での移動にはおススメです。
なおUberはアルゼンチンでは禁止らしくブラジル国内でしか使えません。この日はイグアスの滝のブラジル側を目的地としたため問題ありませんでした。
今回はVWとアポが取れ、ホテル前でピックアップしてくれるということで待機。
5分せずに車が来て、乗車しました。運転手は気のいいおじさんで、乗るなりクロレッツをくれました。
乗っていて改めて気が付くのは、シウダードデルエステと比べると道がとてもきれいなこと。こういうインフラはお金かけているかどうかが顕著に出るというのはよくわかりました。
イグアスの滝、ブラジル側に到着
ブラジル側イグアスの滝に到着です。
まずは公園入口
そしてチケット売り場付近。
売り場は人がいる窓口と機械式があります。どちらもカードでの支払いが可能です。
有人窓口よりも機械式のほうが空いていますし、ガイドの方が近くにいるので助けてもらえるのでオススメです。
機械式はこちら。有人窓口の左手にあります。
翌日も入場する予定がある場合には、二日分のチケットがあり翌日分が割引となります。ただ私としてはブラジル側は1日で十分かな。
チケットを買うとすぐにバス乗り場に向かいます。バス乗り場は長蛇の列。並んでいる人を見ると、かなりラフな格好の人が多いのですが半袖短パンからダウンまでバラバラでした。
列は長いですがバスがかなりの頻度で回っているので列はすぐに進みます。
なお、午前中はこのようにかなりの混雑ですが、午後はかなり空いてきます。午前中の方が滝の見え方がいいようですが、ゆったり見たい方には午後をお勧めします。
バスは二階立てて、1階にも乗れますが2階のほうが景色は良いです。ただし2階は風が直であたるのでかなり冷えます。普通に歩いて回るには半袖でも大丈夫なくらいの気温ですが、バスで2階に上がる場合には上着をしっかり着ましょう。
観光客はかなりテンション高く、バスが発車すると歓声が上がりました。ただ、寒さのあまりだんだんテンション下がってましたが。
バスを降りるとまずハナグマが出迎えてくれます。
ただこのハナグマ、その後、食べ物を持った観光客にたかっているのにいやってほど遭遇することになります。
そして、バスを降りて見えてくるのがこちらの景色!
綺麗!
でも正直こんなものかなぁ。。。なんて思いつつ歩き進みます。
しばらく歩くと、なにやら前方に水煙の上がる場所が見えてきます。
もしやあれが目的地か?と期待に胸膨らませながら進みます。
ちなみに遊歩道はこの込み具合。のろのろと進みます。
そして見えてくる本命の地!水しぶきが大気中に満ちているため、そこかしこに虹がかかっています。おそらくこれだけ虹がかかるので午前中の観光が人気なのでしょう。
なお、この階段を下りた先で皆カッパを着始めます。
物凄い混みよう。。。
でも非常にきれいな場所でした。展望台の先まで行って写真を撮ってきましたのでいくつかご覧ください。
繰り返すようですが、本当に混んでますので展望台の先では全くゆっくりはできません。
帰り道は桟橋を戻ってから、もと来た道ではなく、専用の帰り道に進みます。帰りは高い位置から桟橋全体を見渡すことができます。
ということでまさに絶景でした。
エレベーターで昇った先はバス停になっていますので、帰りのバスに乗ってもとの公園入口に帰ります。
つづいてアルゼンチン側へ
イグアスの滝、ブラジル側からアルゼンチン側への移動
アルゼンチン側への移動にはバスがあるようだったのですが、ちょうど退園のタイミングで逃したらしく来る気配がない。そこでタクシーを利用することにしました。
イグアスの滝、アルゼンチン側入り口に到着
窓口でチケットを購入。こちらもカードでの支払いが可能です。チケットは退園時に窓口でパスポートと一緒に提示すると、翌日の入園料が割引されるので、退園時は忘れずに。
チケット入手後ゲートに進みますが、なんと驚くことにゲートの脇にはマテ茶を飲むための給湯設備がありました。どれだけマテ茶好きなの笑
Aventura Náuticaの2018年の状況
入り口から少し進むとAventura Náuticaの案内所があります。アルゼンチン側のアトラクションはここで一括して運営しているようです。
Iguazu Jungle. Excursiones Náuticas en el Parque Nacional Iguazú, Argentina
こちら公園内のアトラクションの受付窓口になっています。
滝に突っ込むツアーに参加したかったので申し込もうと思ったのですが、次回が15時ということ。まずは悪魔の喉笛へ行きたかったので、時間を考えると冷えそうなので翌日のほうがいいだろうということで、この日はツアーには参加しないことにしました。
滝に突っ込むだけのツアーとサンマルティン島への渡し船は運行中止
ただ驚きだったのが、滝に突っ込むツアーが中止となっていたこと。正確には中止ではなく、ジャングルツアーと一緒にまとめられて高額になっていました。日本円でおよそ5000円くらいでしょうか。
乗り場が崩れてしまったということで2017年の11月からクローズしているという話でした。同じ乗り場を使っていたサンマルティン島への渡し船も同じく中止ということでした。
悪魔の喉笛へ
悪魔の喉笛へはトロッコに乗って向かいます。トロッコはとくに料金はかかりませんが、乗るための整理券をもらわないといけません。ただ乗り切れないということはないと思います。
お土産にはポストカード
ここで私のオススメ。
お土産にはポストカード!何がいいって持ち帰る必要がない。そしてその場の新鮮な感動を書いて伝えることができる。ただ、届かない恐れもあるというのがちょっとしたリスク。ポストカードを売っているところでは国際郵便用の切手も売っているので、スタンプフォーインターナショナルなどと伝えれば一緒に売ってもらえます。
トロッコに乗って
そしてゆっくりとしたトロッコに乗って公園内を進みます。徒歩でも向かうことができますが、少し遠いので多少待っても乗ることをおすすめします。
売店で缶ビールを買って飲みながら出発。
中継駅で一度降りて、しばらく別のトロッコが来るのを待ちいよいよ目的地の悪魔の喉笛に向かいます。
悪魔の喉笛到着!
駅を降りるとしばらく桟橋を歩きます。
そして水音とともに見えてきました!悪魔の喉笛!
そしてついに。
もうすごい迫力!写真じゃなかなか伝わらないでしょうか。
見ているのが怖くなるくらいの迫力。そして音のすさまじさ。まさに轟音!8月は乾期に相当するため、比較的水量は少ないはずですがそれでも圧倒されます。
そして流れゆく先。こちらもまた絶景。もともとこの写真の先のほうが滝つぼだったはずです。長い年月をかけた浸食の結果がこの景色と思うと言葉がでません。
地球の裏側まで来たかいがあったと思わされる絶景でした。本当に来てよかった。
満喫満喫。
しっかりゆっくり悪魔の喉笛を満喫し、戻りの列車に乗ったのは涼しくなったころになりました。
滝に突っ込むボートツアーはこの日にしなくてよかった。。。
ハナグマには気を付けて
そしてトロッコ傍のハナグマたち。
はじめは可愛い見た目で見かけると嬉しかったのですが、食べ物を持った人間を狙う姿ばかり見ることになるのでだんだん嫌になってきました。かまれる人もいるようなのでお気を付けください。
帰りのトロッコ列車の降車風景。結構乗ってましたね。
そして退園、ホテルへ帰る
退園してから、チケットを購入した窓口で翌日再入場の旨を伝え、帰り方を考えます。
アルゼンチンではUberが使えないので、手段としてはタクシーかバスになりますが、ここではバスで帰ることにしました(5米ドル/人)。
バスではプエルトイグアスの街のバス停で一度乗り換えます。乗り換えはここ。
乗り換えたバス(2米ドル/人)は国境を超えるので、乗客は全員入国審査のため国境で一度降ります。
バスはおおよそ入国審査が終わるくらいまでは待ってくれるのでご安心を。
フォズドイグアスの終着駅で降り、近くにスーパーがありましたのでワインやらお菓子屋らを物色たころには夕暮れ時になっていたのでそのまま夕食に向かうことにしました。なお、このスーパー、食べるものから日用品まで置いているので、ホテルで食事を準備するための食材調達やバラマキ用お土産をそろえたいという場合にも使い勝手が良いと思います。
夕食(シュラスコ)
夕食は空いている店も限られているということで近場のシュラスコのお店へ。
効きすぎるほど塩の効いたお肉でしたが、美味しかったです。
あとは焼いたパイナップルがちょうどよい箸休めになりました。
シュラスコということで、店員のおじさんたちが焼いた肉を持って回るのですが、「要らない」と示すと、とても悲しそうな表情で去っていきます。その振る舞いが一つのショーのようでとても楽しい食事となりました。
フォスドイグアス泊(連泊)
ベッド争奪戦2
前日に続いてシングルベッド2台とクイーンベッド1台の争奪じゃんけんです。
結果、シャンの2連勝。さすがに最年少の2連勝ということで少しばかり雰囲気悪化しましたが、尋常な勝負の上ということで、遠慮なく寝させてもらいました。
ということで、この日はイグアスの滝を満喫した一日となりました。楽しかった!