30代会社員の外歩き

外歩きの記録。2018年の南米旅行(チリ・パラグアイ・アルゼンチン・ウルグアイ・ブラジル)も紹介中

2018/08/17-19 10-12日目 そして世界一周 Buenos Aires~São Paulo~Frankfurt~羽田

さあ、いよいよブエノスアイレスに別れを告げて、日本までの帰国の途につきます。

経路は、ブエノスアイレスのエセイサ国際空港→サンパウログアルーリョス国際空港→フランクフルト空港→羽田空港です。

 

 

 

時系列、移動のまとめ

06:00 起床

07:00 朝食

07:50 発 ホテル

08:20 着 エセイサ国際空港(ブエノスアイレス

10:50 搭乗

15:00 着 グアルーリョス国際空港(サンパウロ

15:30 ラウンジへ

16:10 発 空港

17:00 着 ジャパンハウス

18:00 夕食

19:45 Uberにて空港へ

21:30 搭乗

22:10 発 グアルーリョス国際空港

18:05 発 フランクフルト空港

12:00 着 羽田空港

 

朝食と準備

朝食は恒例の甘いパンとハムとフルーツと、コーヒーとマテ茶

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いよいよアルゼンチンとお別れと思うとなんとも寂しい気持ちになります。

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ブエノスアイレスでは、エセイサ国際空港を利用しました。

エセイサ国際空港までは地下鉄を利用して向かうこともできるようですがかなり時間もかかる様でしたので、Uberを使うことにしました。

ホテルからエセイサ国際空港まではおよそ30分。

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サンパウロ

10:50の出発でサンパウロへ向かいます。

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サンパウログアルーリョス国際空港に着いたのが15:00。ボーディングが21:10ですので、およそ5時間ほど余裕があるということで、市内散策に向かうことにしました。

ただ、ほとんど事前情報もなかったので、その場で調べてまずJAPANハウスに行ってみようということになりました。

 

グアルーリョス国際空港 - Wikipedia

 

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またトラブル、ビザを忘れたときは

さて市街に出ようということになりましたので、入国審査を受ける必要があります。

ブラジルへの入国にはビザが必要になります。もちろん我々3人組も日本で事前申請してあり、きちんとプリントアウトもしておきました。

ただ、ここで「ねーさん」がプリントアウトしたものを機内預けのスーツケースに入れてしまったことが発覚。一応スマホにはデータがあったのでこれで出してもらえないかということで審査に向かったのですが、紙がないとだめだ、と言われてしまい、入国できないことに。

さあどうするか。

ビザのデータはあるのでプリントアウトする機械があればよい、ということで、ラウンジなら対応してくれるのではないかということで行ってみることに。

空港内のラウンジに向かい、受付でプリントアウトできるか聞いてみると、すんなりとできるといってもらえました。メールでビザのPDFを受付のアドレスに送付しプリントアウトしてもらうことができました。

そしてかつてこんな経路をとったことありませんでしたが、行ってみれば行けるもので、空港内のラウンジから再度入国審査の窓口に戻り無事ブラジルに入国することができました。

 

ジャパン・ハウス

空港から市外へは恒例のUberで向かうことにしました。

ジャパンハウスは外務省が、日本の情報を発信するために設置した拠点です。サンパウロでは2017年にオープンしたばかりということで、どのように日本を宣伝しているのか見てみよう、ということで覗いてみました。

www.japanhouse.jp

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まず外観は非常に雰囲気が良かったです。

サンパウロはビジネス街ですので無機質な雰囲気なのですが、ここだけは目を引く外観をしています。設計は隈研吾さんの手によるもの。

隈研吾 - Wikipedia

入り口に立っていると人の入りはなかなかのもの。

建物は3階建てで、1階が常設販売とカフェ、2階がセミナールーム、3階が企画展示会場という感じでした。パティオ?には小さな竹林の庭があり日本の雰囲気は出ていました。

スタッフは日系の方が配されているようで、受付にも日本語を喋るスタッフの方がいらっしゃいましたので、マップをくれたり周囲の食事処など教えてもらえます。

企画展示

私たちが訪れた際は企画展示として、日本の食品について味の素が前面に出た展示をしていました。

甘味、酸味、苦み、塩味、うま味のなかで特にうま味(UMAMI)が日本発ということで示したそうな雰囲気。ただ、展示の説明表記がほぼスペイン語なので内容が全く分からない。。。

 

3階展示入り口には、なにやら化学式が。

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なにかが吊り下げられた展示室。近づくと甘い香りが。ただ意図があまりわからない。

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こちらは光っている壁の隙間からにおいが出ています。

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 ほかにお菓子の試食もありました。

 

売店

売店では北斎を押しているようでした。やはり海外でウケがいいのでしょう。

もちろん日本酒や風呂敷、木細工なども。

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ハウス内のカフェ

カフェはごく普通でしたが、抹茶系のスイーツがおいてあるのが日本風かな、というところ。本も図書館のように飾ってありパラパラと見ていると、日本についての想像が膨らむ感じはします。日本でもなかなか見ないような本が多かったのですが、かえって、偏ったイメージを持たれないか心配にもなりました。

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ジャパンハウスに行ってみての感想

まず外観は隈研吾さんらしいデザインで非常に印象が良かったです。実際にふらっと立ち寄るという人は多かったように思いますし、ハウス内は混雑していました。

1階の常設になっている売店、カフェ、図書および中庭は日本らしい雰囲気を醸しており、日本の情報発信拠点の入り口としては良い印象を受けました。

ただ、上階の企画展示では何を伝えたいのかがわかりにくい印象を受けました。体験型の展示として面白い予感があったのですが、説明がまったくわからず、スペイン語の説明表記にしても細かい文字が多く、インパクトが弱いように思いました。日本として何を発信したいのかが、少々弱いのような。

実際ハウスを訪れた方の滞在時間は非常に短かったような印象を受けました。私たちも15分ほど見て回って退館。

 

サンパウロ市街

ジャパンハウスを見た後は少し市街の雰囲気を味わいに散策に。

サンパウロも街は非常に人通りが多いです。街自体は普通のビジネス街かな、という感じで皆かなり足早です。治安は良さそう。また、一部電化製品が集まった販売ビルもあり、秋葉原のような雰囲気もありました。

なお、ビジネス街の中心は治安がいいように思いましたが、飛行機から見たサンパウロの街はとにかく巨大でした。移民受け入れにより人種の多様化や都市の拡大が一挙に進んだでしょうし、その結果として地域によっては治安悪化も免れないでしょうし、貧富の格差も大きくなっていくのは止めようがないにように感じました。

夕食

夕食はジャパンハウスのスタッフに教えてもらったデパートの上階でとることにしました。

ドイツ料理とブラジル料理を出すお店でした。

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ボリュームはしっかり。店員さんはフレンドリーでやたら強い酒を進めてくる。

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夕食後はまたUberにてジャパンハウス前から空港へ。

夕食をゆっくりとっていたせいで時間が差し迫っていました。事前のグアルーリョス国際空港の評判が良くなかったため、かなりまずいのではないかと焦っていたのですが、出国手続き等かなりスムーズに進み特に問題なくフランクフルトへ飛ぶことができました。

フランクフルトへ

ここから先は特に書くべきことはありません。

こちらはフランクフルトへの機内での食事。

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フランクフルト空港内

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羽田へ、そして世界一周達成?

そして羽田に向かう際の機内食

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ということで、今回の南米旅行をまとめると、

という移動経路で東回りの世界一周となりました。

本当に移動は長くつらかった。

でも9か国を経た移動と、世界遺産2か所を訪れることができましたし、各地の街歩きは本当に良い経験になりました。