2018/08/10 3日目 偽札には気を付けましょう LosAngels~Santiago~Asunción
さて3日目は、ロサンゼルスからアスンシオンへの移動です。
経由地は少なかったのですが、トランジットのサンチアゴでまたトラブル。。。
この日はなかなか濃かった。
移動のまとめ
05:40 着 サンチアゴ(トランジット観光)
13:25 発 サンチアゴ
15:55 着 アスンシオン
LATAM機内
LATAMの機内食はこんな感じ。こんな見た目の機内食は初めてで、最初、何を配ってるのかさっぱりわかりませんでした。外見に衝撃を受けすぎて中身の写真を撮り忘れてますがおいしかったです。
その後、機内の映画(グレイテストショーマン)を見て感動して就寝。
サンチアゴ観光
空港バスでサンチアゴ市内へ
05:40 着 サンチアゴ
8時間ほどトランジットで時間があったので、サンチアゴの街を観光することに。
市内へは最も安く行けると思われる空港バスを利用することにしました。
空港バスは、
Tur Bus
と
Centro puerto (Centropuerto - Buses al aeropuerto de Santiago - Chile)
の2社が運航しています。市内までは約40分。
Centro puertoのバスのチケットを空港出口のゲート手前にあった受付で購入。若干Tur Busより安かったので。3人分の往復運賃で9600CLP、1500円くらいですかね。バス購入窓口で経路マップももらいます。SIMも確保できておらず通信環境が全くなかったので、マップは命綱です。
ちなみに、観光先は中央市場にしました。メンバーの一人(もう「おじさん」と勝手に命名しましょう)が「サンチアゴの市場でウニが食べられる。ウニウニウニ。。。」と言い続けていたのと、サンチアゴについてはあまり調べていなかったので。ということで行き先を中央市場として、降り場を「Los Heros」に決定。
それにしても全く英語しゃべりません、南米の方々。チケット購入にもほぼボディランゲージ頼り。ウノ・ドス・トレス・・・と、数くらいはどうにかスペイン語覚えていたのでよかったです。
ゲートを出てからとりあえず現金が必要だろうということでATMキャッシングで20000ペソ入手。これだけあれば十分でした。
それからLeft buggageで10米ドルで荷物を預けました。米ドルは強いですね。だいたい使えました。ちょい割高になったりもしましたが。
バス乗り場は、空港の4番出口の正面。
バス乗り場で待っているときの風景。朝焼けに山並みが見えていい感じでした。あれがアンデス山脈なんでしょうか。
サンチアゴ市内
バスに乗り、40分程度で降り場の「Los Heros」に到着。
そこから中央市場へは、地下鉄かタクシーかということになるんですが、時間節約しようということでタクシーに。
バスを降りてからすぐの大通りでタクシーを拾い、メルカド セントロ(中央市場)と伝えます。ちゃんとメーター回ってるし、大丈夫大丈夫と思いつつ、2500ペソくらいで到着。支払いを先ほどキャッシングで手に入れた10000ペソで済ませ、お釣りを受け取り市場へ。
市場らしい、市場でした。
ただ、市場内のレストランはまだ時間が早かったためかほとんど空いておらず、おじさん念願のウニは食べられませんでした。
市場内は多少お土産があったのでマグカップ、マグネットを購入(11000clp)。露店系は値札が付いていないので、なんとなく価格交渉をしなくてはいけません。この際もなんとか数字の羅列とジェスチャーで交渉。
その後、マップをもとに、サンタルシアの丘に向けて市内散策。
市場前
市内
モネダ宮殿前
ぶらぶらと回りつつ、地元のパン屋さんで朝食をとって(1900CLP)、スーパーでワインを購入しました。
その後、市場前の地下鉄駅「Cal y Canto」に戻り「Los Heros」へ移動しバスに乗って空港にもどることに。
偽札トラブル
「Cal y Canto」駅につき、切符を買おうと窓口へ行き、空港までと伝えると、3人分の金額で2000ペソほどと教えてくれます。ということで、5000ペソ渡したところでざわつきだす窓口の向こう側。そしてちょっと待ってろ!と。
なにやらバツバツと言っているのがわかるのですが何のことやらと困惑する私たち。フライトの時間も近づいていたので結構焦ってもいたんですが。。。
ま、下手に急いでその場を離れる風にするよりも素直に待ってみようということで、5分ほど待っていると、警備員的方々が3人ほど寄ってきました。
窓口の方と警備員の方々が話をしたのち、我々に何か言いだすのですが、さっぱりわからない。そのうち、警備員の方の一人が片言の英語を話しだしてようやく事情が分かってきました。
この片言のコミュニケーションでわかったのはつまり、
・5000ペソの紙幣が偽札であることに窓口の方が気が付いた。
・差し出した紙幣を改めて見せてもらうと確かに安っぽい。全然気が付かなかった。。。
・これを使うと逮捕することになる。こちらに預けるならおとがめなし。
ということでしたので、5000ペソはもういい、と伝えました。
ただ、これで現金がなくなってしまいました。
その場で困ったまま、空港への移動のための支払いができなくなってしまったことも窓口と警備員の方に伝えると、なにやら相談しだします。
その後、一人の警備員についてこい、と言われ、わけもわからずその一人についていくと、「いいからいいから」と地下鉄入り口の職員用入り口に入れてくれます。そしてグッドラック的ジェスチャーで見送ってくれたので、そのまま地下鉄に乗り「Los Heros」にたどりつきました。切符を持たないまま地下鉄に乗ってしまったので、出口でどうするのだろう、また捕まったらどうしよう、と、ちょっとした緊張感を持ちながら出口に向かったのですが、結局サンチアゴの地下鉄では出口でのチェックがなかったので、事なきを得ました。
偽札被害に合わないために
今回のような偽札の被害ですが、原因はタクシー利用時に、10000CLPという高額紙幣で支払った際に、偽札でお釣りが返ってきたものと思われます。ということで注意事項は下記2点。
- 高額紙幣をタクシーで使わない。少額の紙幣を準備しておく。
- お釣りの紙幣はきちんと数え、紙幣の質を確認する。気を付けていれば、偽札は明らかにチープな作りなのでわかります。
無事搭乗、まさかのワイン機内持ち込み可
その後、帰りのバスに乗り空港にたどり着き無事飛行機に乗ることができました。
チェックインで驚いたのが、なんとワインを機内へ持ち込めること。
(同行者の一人、「ねーさん」と命名。がパスポートを見失うというイベントもありましたが、直後に見つかり無事。)
13:25 発 サンチアゴ
機内(サンチアゴ~アスンシオン)
機内ではアンデス山脈がよく見えました。
まさに山脈という感じで、山々が眼下に広がります。
山々は部分部分で色合いが異なり、濃い赤に見えるところが多く見えました。このような色合いが混じりあい、層状になれば最近話題のレインボーマウンテンのようになるだろうな、と思える景色でした。
また、山脈の中にひときわ高い山が見え、あれがアコンカグアだろうか、、、なんて見ながらフライトを楽しむことができました。また、湖があったり、ソーラーパネルが設置してあったり、飽きないフライトでした。
なお、景色を楽しむには、進行方向右側の窓際がオススメです。
アスンシオン着
15:55 着 アスンシオン
SIM購入、慣れない人はレンタルWi-Fi手配を推奨
アスンシオンのシルビオ・ペティロッシ国際空港に到着し、さすがにこの先の通信は確保したいということでSIMを購入することにしました。ちょうどSIMを販売しているClaro(Claro - Personas | Teléfono celular, teléfono fijo e Internet)の窓口が空港到着ロビーにありました。
ここでも物凄く苦労することに。まず、英語が全く通じない。一応、販売員のiPhoneで翻訳してもらったんですが、スペイン語ー英語ー日本語のやり取りがとても難しい。
ただ助かったのは商品としての表記はあったこと。
1GB, 7daysがあったので、 for 3 peopleで、$15(キャッシュのみ)ということがわかり、これでよし、ということで購入したんですが。。。
まず販売員に、購入したClaroのナノSIMのアクティベーションをしてもらいます。ただ、我々3人ともアンドロイド携帯を使用していたんですが、販売員がいまいち対応できず。。。たまたま、同時にSIMを買いに来ていたメキシコ人がなんとなく英語できたので通訳してくれたんですが、それでもいまいち設定できず。。。
最終的には販売員の携帯の設定画面を見せてもらって、APNの設定をして3枚のうち、2枚が使えるようになったところで、あとはホテルで落ち着いてから設定しようということで一区切りとしました。ここまでで結局1時間以上費やしてしまったと思いますが販売員には「君たちは天才だ」と褒められたのでなかなかないパターンなんだと思います。
というわけで慣れない方はWifiをレンタルしていくことをお勧めします。
SIMの設定手順
後々考えなおすと、正しい流れは下記になると思います。
- 日本でSIMフリー設定
- 現地でSIM購入、カードを入れ替 ※iPhoneではピンがあると良いようです。
- SIMのアクティベート。これは販売員に依頼すればよい。アスンシオンでは、3枚のうち2枚しかアクティベートできてなかったらしい。。。
- SIMに対応したAPNの設定。APNは事前に確認するか、店員に見せてもらうと良い。
- 国際通信用にローミングを許可
そしてホテルを予約しタクシー手配し移動(20ドル)。
アスンシオン泊
泊まったホテルは結局今回の旅のなかで一番いいところだったと思います。
夕食は近場で済ませることに。ここは結局アメリカンでしたが美味しかったです。
疲れ果ててはいたものの、チリで買ったワインを飲んでこの日は就寝。
翌日はイグアスの滝近くまで移動です。