「北前船廻船問屋 森家」とその周辺散策 @富山県東岩瀬町
富山市にある国指定重要文化財の一つ、旧森家住宅に訪ねてきました。(2018/10/30)
移動のまとめ
14:15 富山ライトレール乗車
14:37 着 東岩瀬駅
14:45 着 旧森家
15:00 着 富山港展望台
15:30 着 岩瀬浜駅
富山ライトレール乗車
東岩瀬へは、富山駅の北口から富山ライトレールに乗車して移動します。富山ライトレールは富山駅北~岩瀬浜を結ぶ路面電車です。乗車時には改札等ありません。降車は運転手さんのいる前方の降口で乗車賃200円を支払います。
岩瀬浜駅から廻船問屋のある街へ
富山駅北から岩瀬浜駅に向かいます。乗車時間はおよそ20分。駅から旧森家のある「廻船問屋のある街」までは徒歩10分ほどになります。
廻船問屋のある街に到着するとそこは道が綺麗に整備された通りになっていました。
ただ人はいない。。。平日ということはあるのでしょうけど。
酒屋さんや甘味処もあり、国外メーカーの家具屋さんまでありました。
酒屋さんは事前に予約すれば酒造見学できるそうです。
北前船廻船問屋 森家 見学
旧森家は外から見ると大きな古い家だな、という感じ。口コミによれば案内の人の話が面白いらしい、ということでそれを楽しみに入ってみたのですが、、、この日は特にそういう方がいなかったそうで、ただ淡々と見て回ることになりました。金額は100円。
流石に重要文化財というだけあり、歴史が感じられる造りになっています。そして、それにもかかわらず生活感のある屋内。普段から住んでおられるのでしょう。屋内には案内の掲示がいくつかありそれらを読んで回るだけでもなかなか勉強になります。この建物自体は宮大工の作ったものになるようです。
個人的には森家と大原家の繋がりには興味深いものがありました。大原家は岡山県にある大原美術館で有名だと思います。実業家大原総一郎が現クラレの富山工場を建設する際に買い取った時期があるようです。
思いもよらなかった繋がりを発見するとかなり強烈に記憶に残るものです。富山に訪れたことの強い印象となりました。
ただ、一人で見て回るには15分もあれば十分ではないでしょうか。
富山港展望台
富山港展望台へは森家から歩いて5分ほどでたどり着きます。
内部は階段で登れるようになっていますが、3階から4階くらいの高さがあるので展望階まで登るのは少し大変。
ただ登ってみると確かに港回りを一望できる良い眺めです。双眼鏡も設置されていますので、覗いてみると蜃気楼が見えるような気がしてきます。
磯料理「松月」
岩瀬浜町には松月さんもあります。懐に余裕があるときにはぜひ立ち寄りたいお店ですが、この日は通り過ぎるだけ。
岩瀬カナル会館
岩瀬カナル会館は少し寂しい雰囲気で。
岩瀬浜駅
そのままライトレールで富山駅に戻りました。