2019年9月 セビージャへ(2日目) Sevilla
セビージャ観光二日目は朝から市内観光。
朝のセビージャ
9:00起床。
観光の行程を考えつつ、調べつつ、出発したのが10:20。
日中非常に暑いという認識でしたが、朝方は非常に過ごしやすかったです。
ヨーロッパでよく見る風景かもしれませんが、橋の上から眺める両岸が非常に美しく気持ちがいい。
トリアナ市場(Mercado de Triana)
市場は色取り取りで鮮やかな印象。ただすでに時間帯が遅かったのか、むしろ早すぎたのか、そこまで人が多くなかった印象。ゆっくり見て回ることができました
黄金の塔
11:30
黄金の塔と言いながら普通の塔です。
そこまで高さもないので眺望もそこまで素晴らしいというほどではないです。
ただ月曜日は入場無料なので日が合えば登ってみてもよいでしょう。なお、行列はそこそこできるので並ぶ覚悟はしておいたほうがよいでしょう。
アルカサル
アルカサルへの入場では少し混乱ありで、後日再訪することとしました。
というのは、行列が非常に長くできていたため、WEBでチケット購入し行列をパスして入場しようとしたのですが、購入の画面でのクレジットカード入力でエラーが出てしまう。メインのクレジットカードではどうしてもだめで、同じVISAのEPOSカードを試したところ購入手続きができました。VISAであっても受付可能なカードに制限があったようです。
チケット購入のトラブル対処に時間がかかってしまい、購入できるチケットの入場時間が後ろ倒しになってしまったため、再訪することにしました。
昼食
13:00
昼食は近くのカフェで。入口にランチメニューがあったため店内を覗いてみたところガラガラ。結局食べ始めたころから席も混んできましたのでちょっと時間帯として早かったようです。
さて店員さんを探して外の席に案内してもらいメニューを再確認。簡単な英語併記もあったので半分勘で注文。
注文したもの
- ビール €3.5
- ランチ €10.9
計€14.4
ランチはお肉とポテト、食後にコーヒー付き。かなり満足でした。
14:00に食事を終了したので、およそ1時間の滞在。
コーヒーについてはコンチェorソロ?と聞かれてよくわからないままソロと答えたのですが、ゆっくりといただいてかなり満足できました。
闘牛場
14:30
アルカサルへの入場をあきらめたため、急遽闘牛場見学をすることに。
受付時間を事前に調べたところ、15時がちょうどよい時間帯でしたので、その30分前に向かったのですがすでに長蛇の列。この時間帯になると日照りがかなり厳しくなっていましたが並ぶことに。この受付は入場時間を予約するための列でしたが、列が進むペースがかなり早かったです。また、予約してみて、予約枠自体はすべて埋まることはなさそうでしたので、列に並ばずとも、列が解消したころにゆっくり予約してもよさそうでした。私が予約した入場時間は15:50。すこし時間をつぶすことにしました。
ただ、ぶらぶらと歩いていると、この時間帯お店の多くが閉まっていました。うわさに聞くシエスタ。
キックスクーターが流行っており、かなりの移動速度。道がきれいに整備されていればかなり良い移動手段に見えました。
また、この15:00-17:00が一日の中で最も暑い時間帯でした。
15:50に再度戻ってきたところ、ほぼちょうどの時間でツアーが開始されました。
内部の展示から説明が始まるのですが、スペイン語がメインでほぼわからない。。。ただ、闘牛場内に入ると、ここで闘牛が行われ観客が入るのか、という感覚が得られ、雰囲気は楽しめました。
その後再び街ぶら。シエスタ明けのお店で服を買ったり(€24)して過ごしつつ、シードルを買って飲みつつ。歩きながら飲もうかと思っていたところでしたが、街中で飲みながら歩いている人もいなかったのでさすがに非常識な振る舞いになってしまうかと思い、ベンチに座りゆっくりと。
ロス・ガリョス(Los Gallos)
19:15
そしてこの日一番の目的であるフラメンコの観劇予約へ。チケット購入は特に混雑もなく、クレジットカードで買うことができました。
19:30 OPEN、20:30 STARTということでしたが、入場者順に席順を選べるということで早めに来ることにしました。
19:40 入場。スタートの一時間近く前に入り、一番乗りで最前列中央に座りました。
早く入りすぎたかと思っていましたが、次々とお客さんが入ってくる。しかも日本人含むアジア系の方ばかり。早めに入った方がよいという情報がかなり出回っているようです。
少し待っているとワンドリンクのメニューを聞かれ、サングリアを注文しましたがそれほど美味しくはない。
20:10 LosGallosでのフラメンコの紹介動画が流れ始めます。これで十分にフラメンコの雰囲気に浸れます。フラメンコ中の撮影は禁止されているので写真はここまで。振り返るとほぼ満席でした。
初めてのフラメンコ観劇でしたが、思っていたよりもずっと面白く、感動しました。そして最前列で見てよかった。踊り手の表情もよく見えますし、ステップの音量はもちろん大きく、衣装を振り回す風まで感じられ(若干グラス倒れそうなくらいの近さ)大迫力で圧倒されました。
また、日本の舞踊とは異なる文化であることを強く感じました。情熱的で原始的なリズムで人を駆り立て、本能に直接的に訴える、刺激の強い文化であると強く感じました。おそらく演者のアドリブの割合が大きくその分その場でしか味わえない感動が得られるのだと感じました。
なにも知らずに見た状態だったので、道具として使われていたうちわ(扇子)がお土産としてよく売られていたのも納得。
さてフラメンコ自体は、20:30ちょうどには始まらず、No photo, no videoのアナウンスの後、突然始まった印象。舞台の端に上階に続く階段があるのですが、そこからカスタネットの音が聞こえ始め、男性が踊り手が下りてきて突然ギターと合わせて歌いはじめました。調整くらいから始めるのかと思いきやギターのリズムがどんどん上がっていきいきなり高い熱量に。
20:40 だいたい5~10分で1セットくらい。はじめはギター一人+歌二人で始まりました。ときおり、観客から拍手が入るのですが慣れないためタイミングがつかめない。
2セットが終わり一区切り。
21:00 3セット目開始。踊り手に合わせて歌い手の手拍子とギターが奏でられていました。じっと足元を観つつタイミングをとるのが少し不思議に見えます。2セット目までは悲しい曲調、表情が強かったのですが3セット目はがらりと明るく笑顔に。またドレスも大きく明るい色合いに。
21:15 4セット目開始。
4セット目はギターのみでしたがとにかく超絶技巧。ただ電子チューナー使ってるのは意外でした。
21:25 5セット目。ギター+歌2人。おじさんの歌い手がすさまじい迫力でした。
21:40 ギター2人、歌2人、踊り手4人(女3男1)が登場
21:55 女性の踊りメイン。ここがクライマックスだったかと。すごい迫力で、表情表現力も素晴らしく汗がはじけ飛ぶようなパワー。
22:10 終了。出演者全員が登場し敬礼。よかった。かっこよかった。
終了後促されるまま会場から出ますが、観客はみなすぐに帰るよりもしばらく外で感動に浸る感じでした。それは私もそう。そうしていると演者が休憩に外に出てきて普通にタバコを吸っているのが少し不思議でした。
2回目公演の開演待ち。一回目よりも待ちの列が長いかもしれません。
夕食を食べに
フラメンコの感動のまま、夕食をとりに町ブラ。
そこかしこのレストランが明るく賑わっていて、どこも美味しそうな雰囲気。ただ、なかなか一人で入れそうな店が見つからず夜の散策をしながらホテルに向かう。
The Columns Tapas Bar
そしてたどり着いたこの店。
ポークソテーとビール(小)、カリフラワー?を注文。€8
カリフラワーは想定外に大きく酸っぱい。食事が出てくるのはとにかく早かったです。
ポークソテーはポテトが添えられていてジャンキーな感じではありつつビールも美味しく安いので大満足でした。
観光から食事から大満足の観光2日目でした。